Last updated on 2022年2月28日
【金沢といえばココ!】絶対外せないスポット、兼六園

岡山県の後楽園、茨城県の偕楽園と並ぶ日本三名園の1つで、特別名勝にも指定されている石川県の兼六園。
春の桜、夏のカキツバタ、秋の紅葉、冬の雪吊りと、四季折々楽しめる金沢では定番のスポット。
そんな兼六園の見所を、実際に撮影した写真とともに紹介します。
兼六園とは?
兼六園の基本情報
営業時間 | 3月1日〜10月15日: 7:00〜18:00 10月16日〜2月末日: 8:00〜17:00 |
定休日 | 年中無休 |
料金(個人) | 大人(18歳以上): 320円 小人(6歳〜18歳未満): 100円 |
兼六園の場所
兼六園はJR金沢駅から南東に約2.5kmとアクセスの良い位置にあります。
金沢駅からの路線バスもあり、金沢駅からタクシーを使っても10分程です。
金沢駅から歩いても30分程で、途中にある近江町市場や金沢城に寄り道をするのもおすすめです。
兼六園の見所
見所1:雪吊り

兼六園の冬の風物詩となっている、雪吊りです。
雪吊りは、毎年11月1日から庭師の方が1本1本雪吊りを設置されて、翌3月中旬頃まで見ることができます。
特に最も見ごたえのある唐崎松は見事で、栄螺山の方向から撮ると霞ヶ池に映り込み、より一層綺麗な景色を見せてくれます。
11月の紅葉シーズンや、雪が積もったときの雪吊りのある兼六園は絶景です!
見所2:早朝の日の出

兼六園では、無料で早朝開園を行っています。(有料開園時間の15分前までに退園が必要です。詳細はこちら)
早朝なので人も少なくゆっくりと楽しめますし、時期によっては日の出前に入園できるため、兼六園内で日の出を見ることができます。
(ただし、公共交通機関でお越しの方が早朝開園に行くには前泊が必須です)
特におすすめの場所は、兼六園の中央にある霞ヶ池の周りです。
徐々に東の空が明るくなっていき、池の水面には空や木々、また秋〜冬にかけては雪吊りも映り込み、非常に幻想的な景色になります。
早朝の兼六園は人も少なく、幻想的な景色を見せてくれます。早起きして行く価値は十分にあります!
見所3:ライトアップ

桜シーズンと紅葉シーズンには、ライトアップが実施されます。(ライトアップ情報は兼六園の公式ホームページをご確認ください)
兼六園の桜の見頃は4月上旬頃、紅葉の見頃は11月中旬〜下旬頃です。
特におすすめの場所は栄螺山で、栄螺山から唐崎松の方向を見ると、ライトアップされた雪吊りの唐崎松と紅葉が同時に見ることができます。
この光景は、他の場所では見ることのできない、兼六園ならではの絶景です。
11月中旬〜下旬の紅葉シーズンに合わせて、ライトアップされた兼六園を見に行きましょう!
兼六園へのアクセス
公共交通機関で行く場合
関西方面からお越しの方
大阪駅からだと特急で2時間40分程、乗り換えなしでJR金沢駅に到着します。(片道7500円程)
始発の特急に乗った場合、JR金沢駅には朝9時15分頃に到着します。
ただし滋賀のJR湖西線を経由するのですが、強風等によってJR東海道本線を迂回するケースがよくあります。その場合、JR金沢駅への到着が大幅に遅れることがあります。(私が大阪から金沢に向かった際は、迂回によって1時間以上到着が遅れました)
金沢駅発の大阪・京都方面への特急の終電は20時45分頃です。
頑張って始発でJR金沢駅に向かえば日帰りでも可能ですが、ライトアップや他のスポットもゆっくり楽しみたいという方は宿泊することをおすすめします。
関東方面からお越しの方
東京駅からだと北陸新幹線で2時間30分程、乗換なしでJR金沢駅に到着します。(片道14500円程)
始発の新幹線に乗った場合、JR金沢駅には朝8時45分頃に到着します。
金沢駅発の東京方面への新幹線の終電は21時頃です。
頑張って始発でJR金沢駅に向かえば日帰りでも可能ですが、ライトアップや他のスポットもゆっくり楽しみたいという方は宿泊することをおすすめします。
JR金沢駅から兼六園までのアクセス
金沢駅からは、城下まち金沢周遊バスが運行されていて、15分間隔で運行されています。(詳しくはこちら)
残念ながらuicaやICOCAなどの交通系ICカードは対応していないみたいですが、1日フリー乗車券が発売されているので、こちらの方がおすすめです。
レンタサイクルもあるみたいですが、バスが15分間隔で運行されているので駐輪場を探す手間も考えるとレンタサイクルよりバスのほうがおすすめです。
金沢駅から兼六園まで徒歩で向かうと、およそ2.5km、30分程かかります。
ただ途中に近江町市場や金沢城・玉泉院丸庭園もあるので、近江町市場で昼食を取ったり、金沢城・玉泉院丸庭園を観光するのもおすすめです。
車で行く場合
福井方面からは北陸自動車道の金沢西ICを降りて約30分、富山方面からは金沢森本ICを降りて約20分かかります。
兼六園付近の駐車場は、ご覧のように徒歩圏内に数多くあります。
宿泊
なるべく近くに泊まりたい
JR金沢駅付近に数多くのホテルがありますが、JR金沢駅と兼六園の間に位置する百万石通り沿いに数多くのホテルがあります。
兼六園から徒歩5分程のところにホテルもあり、しかも1泊の料金もお手頃でした。兼六園の早朝開園に行かれる方にとっては、なんとも便利な場所にあります。
また、こちらのホテルは金沢城は金沢21世紀美術館にもほど近く、そちらに行かれる方にとっても便利です。
ファーストホテル金沢ただ、「ファーストホテル金沢」は実際に泊まったわけではないので、私が金沢旅行に行った際に泊まったホテルも紹介しておきます。こちらも、兼六園から徒歩10分程とアクセスの良い場所にあります。
備長炭の湯 ホテルクラウンヒルズ金沢香林坊(BBHホテルグループ)なるべく安く済ませたい
1泊の料金が安いホテルは、大きく分けてJR金沢駅付近と百万石通りの南に位置する片町付近の2箇所がありました。1泊の料金は3000円前後と非常にリーズナブルです。
翌日の予定に合わせて、兼六園や金沢21世紀美術館のあたりを観光するのであれば片島付近、金沢を離れて福井・富山・新潟などに向かうのであればJR金沢駅付近に宿泊すると良いでしょう。
実際に私が泊まったわけではありませんが、参考までに片島付近とJR金沢駅付近のホテルを1つずつ紹介しておきます。
エイトポイントイン金沢Blue Hour Kanazawa
補足情報
参考情報
兼六園公式サイト | http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kenrokuen/ |
北陸鉄道株式会社:観光に便利なバス | http://www.hokutetsu.co.jp/tourism-bus |
兼六園環境協会 | https://kenrokuen.or.jp/ |
注意事項
特に遠方よりお越しの方で、兼六園を楽しむ上で注意事項をお伝えしておきます
- 三脚・一脚の使用は、場所によっては通路が狭い場所もあるので、他の方の迷惑にならないように注意が必要です
- 園内には段差のある場所があったり、砂利道が多かったりします。スーツケースをお持ちの場合、桂坂口付近にあるコインロッカー等に預けておくことをおすすめします
- 足の不自由な方でも楽しめますが、見所でご紹介した栄螺山は階段があり、車椅子の方は登ることができません
近くのおすすめスポット
comming soon
さいごに
兼六園は日本三名園というだけあってとても魅力的な場所でした。
私は紅葉シーズンに早朝開園の時間からライトアップまで1日いましたが、広い園内で思う存分四季を満喫することができました。
四季折々楽しめる場所なので、是非何度も足を運んで見てください。
私も春の桜シーズンや雪のシーズンにまた行って、さらなる魅力を発見してお伝えしようと思います。